賃貸の築年数は物件によってさまざまです、なかには築10年~20年が経過した物件もざらにあります。
この記事は、賃貸にお住いの人・もしくはお住いを検討している人に向けて、窓枠から雨漏りがした場合の対策と費用負担について解説したものです。
対処方法を事前に頭に入れておくことで、いざ雨漏りが発生した際も慌てずに対処することができるでしょう。
賃貸の窓枠から雨漏りが発生したら!まずやるべき対策方法を解説
年数の経った古い賃貸だと、どれだけ手入れしていても経年による窓枠やパッキンの劣化により、雨漏りしてしまう可能性は十分にあります。
雨漏りは、最初から壁や床がシミだらけになるわけではありません。
おそらく窓枠の一部分から、水滴がぽたぽたと滴ってくる程度でしょう。
しかし、この状態が長く続いてしまうと、壁や床材は確実に傷みます。
場合によってはシミが残ってしまったり、カビが発生してしまうのです。
そんな雨漏りを確認したところから、順を追って打つべき対策について解説していきましょう。
雨漏りがどこから・どの程度なっているか確認する
まずは被害状況の確認と記録です。
一番手っ取り早いのは写真を撮り、簡単で構わないので状況を説明できるよう、メモなどをとっておくことです。
管理会社への報告など、後々役にたってくるので簡単ながら非常に重要なステップです。
雨漏りの被害を拡大させない処置をする
雨漏りを確認したら、まずは応急処置を行ないます。
水が滴る先にはバケツなどを置いて、水を受け止めるようにしましょう。
亀裂などが原因で雨漏りしている場合は、簡易でも構わないので水の侵入を防ぐテープなどを貼っておくのも手です。
大家さんや管理会社への報告
雨漏りの応急処置が落ち着けば、なるべく早く管理会社などに雨漏りがあった旨を報告します。
賃貸の窓枠で発生した雨漏りの修理!費用負担は誰がするもの?
賃貸で雨漏りが発生した場合、住人の立場から考えると、部屋に水が入ってきてしまう=メンテナスの行き届いていない物件と考えてしまいがちですが、実際のところどうなのでしょうか。
実は雨漏りは、自然災害の一つとしてカウントされます。
たとえ、雨漏りによって家電製品が壊れた、濡れてはいけない素材のインテリアが破損した場合でも、原因が雨漏りであればそれは自然災害によって被った損害としてみなされてしまうのです。
つまり、そうなると大家や管理会社に責任は問えません。
あくまでも住人の責任のもと、こうした被害の損失を補填する必要があるのです。
このほかにも築年数の経過した賃貸物件には、さまざまな経年劣化による破損や、被害の原因となる事象が想定されます。
それらのすべてに対処できるよう、賃貸にお住まいを構える場合は、損害保険への加入は必須です。
賃貸における窓枠からの雨漏りについて、実際に雨漏りが起こってからの対策と、修繕費などの費用負担について見てきました。
雨漏りは自然災害です。
大家さんや管理会社に責任を問うことは難しいという点を踏まえておいてください。
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