最近は掃除がしやすいフローリングの賃貸物件が多いですが、油断していませんか?
知らぬ間に、黒ずみや白いシミが床にいくつも付着していませんか?
その正体はカビです。
今回は、賃貸物件のフローリングにカビが発生した場合の、掃除方法や退去費用の影響についてご紹介します。
賃貸物件のフローリングにカビが発生した場合の掃除方法
早速フローリングのカビ掃除をする方法についてご紹介します。
1. 換気
カビの掃除の際は、胞子が飛散し気分が悪くなる場合もあるので、窓を開け換気扇を回し、部屋の空気を循環させます。
2. 目視できるフローリングのカビを取る
中性洗剤(スプレータイプのもの)を吹きかけて、5分ほど放置します。
カビがフローリングから浮き上がり、洗剤の色が変わってきたら、浮いたカビを水で固く絞った雑巾で取り除きます。
洗剤の拭き残しは、フローリングの変色を招くのでしっかり拭き取ってください。
3. 溝のカビを取る
つまようじや歯ブラシで、やさしく板の間の溝に溜まったカビをしっかり取り除き、再発防止につなげます。
4. 目視できないカビを取る
エタノールスプレー(80%の希釈)、または除菌用アルコールスプレーをさきほど2.で拭き取った場所に吹きかけます。
多量に吹きかけるとフローリングが変色するおそれもあるので、まんべんなく少しずつ吹きかけてください。
5. 乾拭きする
清潔な乾いた雑巾で、さきほど4.でスプレーした場所をしっかり拭き取れば完了です。
汚れた雑巾を使用すると別の菌が繁殖してしまうので、注意しましょう。
賃貸物件のフローリングのカビを放置すれば退去費用に影響?
賃貸物件に住んでいれば、借主には原状回復の義務があります。
カビを放置し不衛生な環境でカビが増殖するなど借主の過失が問われると、修繕費を請求され、退去費用が敷金だけでは賄えなくなる場合もあります。
ちなみにフローリングの貼り替え費用の相場は、6畳で10~15万円ほどです。
退去時に敷金が少しでも戻って退去費用を抑えるためにも、日頃からカビ防止のため掃除や、湿気を溜めないような工夫が必要です。
ただし長年生活をしていれば、カビの発生は想定内でありその中で発生する程度のカビであれば、経年劣化として取り扱われる場合が多いです。
借主には原状回復の義務があり、居住部屋を清潔に丁寧に扱う善管注意義務もあることを認識して、日頃から掃除はこまめにしましょう。
まとめ
カビ掃除に薬剤を使用する際は、最初は小さな部分で試してフローリングが問題ないかを確認してから掃除を進めることをおすすめします。
対策しているのにカビの増殖が続くようであれば、建物自体に原因がある場合もあるので、大家さん、管理会社に相談してみましょう。
りんりんもこれからの梅雨の季節
こまめにカビ対策しようやー(^-^)
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