エアコンは長期間掃除をしないでいると、内部にカビが増殖してしまい、風とともに吹き出ることで健康に悪影響を与える可能性があります。
またフィルターにホコリがたまってしまった場合には、効率が落ちて電気代が高くなってしまうため、定期的に掃除をするのがおすすめです。
この記事では、エアコンを自分で掃除する方法と、業者に依頼する場合の費用などについてご紹介します。
エアコンを自分で掃除する方法
まずは、エアコンを自分で掃除する方法を説明していきます。
エアコンを自分で掃除する場合、掃除できる箇所は「フィルター」「ルーバー」「カバー」の3カ所です。
まず電源を抜いて、フィルター部分を覆っているカバーとフィルターを取り外すことから始めましょう。
取り外したフィルターは、掃除機でホコリを取り除き、水洗いをしてよく乾かすようにしてください。
フィルターは取り入れた空気のホコリを取り除く役目をしているため、とくに汚れがたまりやすいので、週に1回は取り外してお手入れするようにしましょう。
ルーバーは風が吹き出す部分の部品ですが、通常真ん中と左右両端の3カ所で固定されています。
ルーバーも取り外し、カバーと一緒にお風呂場などで洗剤を使って洗い、しっかり乾かしておきましょう。
部品がすべて乾いたら、ルーバー、フィルター、カバーの順番に取り付けて、30分ほど送風運転し、完全に水分を飛ばして終了です。
エアコン掃除を業者に依頼する方法と費用
エアコンは自分で掃除ができる部分が限られており、内部の冷却器などもきれいにしたい場合には、業者に依頼するのがおすすめです。
エアコンの洗浄スプレーなども販売されていますが、自分で行う場合には、スプレーが届く範囲しかきれいにできず、奥の汚れは取り除けません。
プロに依頼した場合には、エアコンを分解したうえで、高圧洗浄機を使用して隅々のカビまで取り除いてもらえます。
エアコンの掃除は、月に1度程度自分で行い、年に1度業者に依頼するのがおすすめです。
またエアコン掃除については、業者によって料金が異なるため、ネットなどで比較して探すようにしましょう。
もし知り合いでクリーニングをした人がいるようでしたら、評判を聞いてから決めると安心です。
費用については、家庭用の壁掛けエアコンで1台1万~1万4千円程度、お掃除機能のついたエアコンで1万8千~2万3千円程度を見込んでおくようにしてください。
まとめ
エアコンの掃除は、自分で行う方法ではできる範囲が狭いため、自分でこまめなお手入れをしつつ、年に1度は業者に大掃除を頼むと安心です。
放置していると吐き出されたカビで空気が汚れて健康に被害がでる恐れや、電気代が高くなってしまう可能性もあるため気をつけるようにしてください。