木造賃貸について
木造のワンルーム賃貸に興味はありませんか。
木造の賃貸アパートと聞くと、騒音の問題は大丈夫か
耐震性能が心配などと不安に思うこともあると思います。
もちろん木造アパートにはデメリットもありますが
メリットもあります。
そこで今回は、ワンルームの木造賃貸アパートに住むメリットとデメリットについてご紹介します。
ワンルーム木造賃貸アパートに住むメリット
まずは木造賃貸アパートに住むメリットについてです。
<家賃が安い>
木造のアパートは比較的家賃が安い物件が多いです。
木造の場合は、マンションなどによく用いられる
鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などと比べ、建築コストを安く抑えることができるため
家賃も安くなる傾向にあります。
木造のワンルームの賃貸物件であれば
格安な物件もありますので、なるべく家賃を抑えたい
という場合はオススメです。
<通気性が良い>
木造の場合は、通気性が良いこともメリットです。
夏は家の中に熱がこもるのを避けられるので
涼しく過ごせます。
また、冬は結露がしにくいので
カビの発生を抑えることができます。
ただし、木が水分を吸収した状態で放置すると
カビが発生することがありますので
定期的に換気をすることも必要です。
ワンルーム木造賃貸アパートに住むデメリット
続いてデメリットについてです。
<防音性能が低い>
木造は他の構造の住宅と比べ
防音性能が低いというところが一番のデメリットです。
特にワンルームの場合、居室同士が隣接していることが多いです。
例えば、クローゼットやお風呂などが隣接部分にあると
遮音効果がありますが、壁を挟んで、すぐ居室ですと
テレビの音や話し声が聞こえる場合もあります。
また、自分の生活音も隣の家に聞こえるということになりますので、実際に現地で防音性能を確認することも大切です。
<気密性が悪い>
木造は、通気性が良い一方で
気密性が悪いという特徴があります。
そのため、冷房や暖房の効きが悪く、特に冬は寒く感じるかもしれません。
電気代がかさむ傾向にありますので、注意してください。
<耐震性が不安>
また、地震の際に家が倒壊しないか心配になることもあると思います。
耐震性能に関する基準として
1981年6月に新耐震基準が制定され、その後2000年6月には更に厳しい基準が設けられています。
2000年6月以降に建築確認の申請をして建設された建物が
一番厳しい基準で建てられていますので
もし気になる場合は確認してみると良いでしょう。
まとめ
ワンルームの木造賃貸アパートに住むメリットとデメリットについてご紹介しました。
それぞれの特徴を理解した上で、選択してくださいね。