賃貸物件での生活において、ゴキブリや蚊などの害虫対策は入居者が対応するのが基本とされています。
しかし、なかなか害虫を駆除しきれずに困っている方は多いのではないでしょうか。
また、駆除を専門会社に依頼する際の費用負担は誰になるのかも気になるポイントでしょう。
そこで今回は、害虫が発生した際に有効な対策と駆除費用の負担について解説します。
賃貸物件で害虫が発生した際にとるべき3つの対策
害虫は窓の開け閉めや換気口の隙間、給排水管などを通じて侵入してきます。
草むらや林など虫が生息しやすい環境が周辺にある場合、特に虫が発生しやすいため、しっかり対策を施すことが大切です。
以下の流れで害虫対策をおこなうのがおすすめです。
●侵入経路を遮断する
●室内の害虫をすべて駆除する
●侵入を予防する
まずは新たに害虫が入ってこないように、侵入経路をすべて遮断しましょう。
主な侵入経路は、排水管のパイプやキッチンの排水口、エアコンの開口部などが挙げられます。
排水管や排水口などは、専用の防虫網を活用してみてください。
またエアコンの開口部にできる隙間は、エアコン用のパテを用いれば埋められます。
虫が頻繁に発生している場合は、くん蒸・くん煙タイプの駆除剤を使って室内にいる害虫をすべて駆除する方法もあります。
家具の下や裏側など、見えにくい場所の害虫もまとめて駆除ができるので便利です。
侵入経路の遮断と駆除剤の使用で室内の害虫は対処できるものの、油断してしまうと新たに侵入してくるケースもあります。
害虫よけスプレーを玄関や網戸などに吹きかけたり、害虫が侵入しそうな場所に毒エサを仕掛けたりするなどして、日ごろから予防しておくことも重要です。
賃貸物件で害虫が発生した際に駆除を依頼すると費用負担は誰になる?
自分で対処しきれないほどの害虫が発生している場合には、専門会社に駆除の依頼が必要になるケースがあります。
駆除にかかる費用の負担は、害虫の発生原因によって異なります。
不衛生な環境で生活していたり、害虫対策を怠っていたりなどの入居者側に問題がある場合は、自己負担になることが一般的です。
隣室がゴミ屋敷の状態になっている、または建物に欠陥があるなどで、害虫が侵入しやすくなっているケースでは、貸主が負担する場合があります。
なお、賃貸物件に不具合が起きた際の責任負担について、賃貸借契約書に特約が設けられていることがあるため、確認しておくと良いでしょう。
まとめ
害虫が入ってきたときは、まず発生源をふさぎ、駆除や予防などをおこなうのがおすすめです。
専門会社に駆除を依頼することになった際は、発生の原因によっては入居者が費用を負担する可能性もあるので、ご注意ください。
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